COMMITMENT TO THE ENVIRONMENT環境への取り組み
環境方針
当社は「人と地球に優しく快適なものづくり」を追求した環境活動を実施し、
社業を通じて「人の役に立つ」企業を目指します。
1. 環境法令遵守および環境汚染未然防止
環境法令を遵守し、環境汚染の未然防止を進めます。
2. 環境に配慮した製品開発・生産活動
製品開発段階から環境負荷物質、リサイクルを考慮した開発を行い、維持管理できる生産活動を実施します。
3. 地域社会との共生
環境維持活動、環境貢献活動を通じ、地域住民との絆を大切にします。
4. カーボンニュートラルへの取組み
グループ一丸となり、カーボンニュートラルに取り組みます。
代表取締役社長 村上太郎
ISO14001認証の取得
当社は、21世紀の始まりに合わせ2001年1月より「環境マネジメントシステム」の運用を開始し、環境に配慮した企業活動を続けてきました。2001年12月に関係会社を含む国内全事業所において、環境管理に関する国際規格ISO14001の認証を取得しています。
認証取得事業所および取得関係会社
国内全事業所および関係会社6社
- 本社
- 藤枝工場
- 大井川工場
- 築地工場
- (株)エイジー
- (株)村上開明堂化成
- (株)村上開明堂ビジネスサービス
- (株)村上開明堂九州
- (株)村上エキスプレス
- (株)村上開明堂東日本
環境マネジメント組織体制
当社グループでは、下記の様に環境マネジメント推進体制を構築。環境目標を制定し、環境マネジメントに組織的に取り組んでいます。
環境情報
1. 環境関連設備
環境に配慮した施設、設備の導入
先進的な基幹工場として築地工場を設計。広い工場建屋を利用した屋上緑化や太陽光発電、LED照明の採用などの最新設備を導入しています。
太陽光発電システムの増設
環境への取り組みの一環としてCO2排出量の削減を目的にクリーンな再生可能エネルギーの積極活用を目指し、480枚の単結晶太陽電池モジュールを屋上に設置していましたが、2022年2月にさらなる増設、稼働を行いました。今回の増設では築地工場の屋上全面を活用して1936枚の太陽光発電パネルを配置し、既存の発電パネルと合わせて826kWの発電容量になります。年間発電量は約818MWh、築地工場の使用電力の10.8%を再生可能エネルギー化し、年間約355トンのCO2排出量削減を見込んでいます。今後も再生エネルギーの利用拡大をはじめ、地球環境に配慮した取り組みに努めます。
2. CO2排出量
当社のCO2排出量実態
静岡本社にCO2フリー電気を導入しました
2023年10月1日より、本社において「静岡 Green でんき」を導入いたしました。
これにより本社で使用する電力の全量が再生可能エネルギー100%となり、電力使用に伴うCO2排出量は実質ゼロになります。
これにより本社で使用する電力の全量が再生可能エネルギー100%となり、電力使用に伴うCO2排出量は実質ゼロになります。
静岡県内に所在する全4工場にCO2フリー電気を導入しました
2024年10月1日より、全4工場において「CO2フリー電気」を導入いたしました。
これにより全4工場で使用する電力の全量が再生可能エネルギー100%となり、電力使用に伴うCO2排出量は実質ゼロになります。
2024年10月1日より、全4工場において「CO2フリー電気」を導入いたしました。
これにより全4工場で使用する電力の全量が再生可能エネルギー100%となり、電力使用に伴うCO2排出量は実質ゼロになります。
3. 廃棄物排出量
企業活動に伴って排出される廃棄物を「廃棄物処理法」に基づく適正処理および自主的活動推進のため、廃棄物管理規定を定め運用し、管理、削減活動をしています。
- 廃棄物の排出量
760t / 年 ※2023年度実績 前年比 108%(8%増) - 有価物の排出量
1950 t / 年 ※2023年度実績 前年比 113%(13%増) - 埋立処分
0 t / 年 資源循環率100%
廃棄物排出量の傾向
2018~2019年度 | 増加傾向 |
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2019~2020年度 | 大幅減少傾向 |
2021年度 | 増加傾向 |
2022年度 | 大幅減少傾向 |
2023年度 | 生産数量増に伴い増加傾向 |
4. 地域貢献活動
村上開明堂環境方針にもあるように「地域社会との共生」のひとつとして地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。各工場を拠点とした敷地周辺の社外清掃を実施しています。
地域社会との共生 社外清掃の実施
地域ふれあい広場 花プランター設置
地域に貢献する企業であるために、近隣のふれあい広場に花プランターを設置。一年を通じて季節の花を年3回入れ替えています。
5. 廃棄物削減に向けての取り組み
廃塗料、廃シンナーの削減
塗装工程
溶剤回収装置導入によるシンナー再生塗料廃液(廃塗料・廃シンナー)を自社で蒸留し、
- 溶剤回収装置
廃塗料からのシンナー回収率90%のため、洗浄用シンナー購入費も削減
廃プラの削減
成形工程 生産工程で発生する廃プラ(ランナー・ゲート・不良品)を自工程で粉砕し、
- 原料(バージン材)、再生材(リペレット材)をタンクへ投入/粉砕材(ランナー粉砕)タンクへ自動回収
- 原料タンクからバージン材、再生材、粉砕材を計量機へ輸送
- 計量機で混合された原料を乾燥機へ輸送
- 乾燥機から集中供給により成形機へ輸送
- 仕掛時、中間金型メンテナンス時、チョコ停時の捨て打ち製品をオペレーターにより再生箱へ回収
- 回収した廃プラを大型製品粉砕機にて粉砕し、自動回収
- 処分業者に出さない
廃ガラスの削減
鏡工程 ガラス廃材の再生事業の展開:発泡ガラス製造・商品化
ガラスの廃材を利用して製品を生み出す事業
環境面でも大きく寄与
再生ガラス | 発泡ガラス |
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機能 | 脱臭、水質浄化、防草材等 |
実績 |
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6. 環境関連商品の開発
ヒーテッドウォッシャー
- フロントウィンドウの霜(凍結)は除去作業に時間がかかり、再凍結の恐れもある。ヒーテッドウォッシャーはこの悩みを解決し、安全に運転を開始するまでの時間を大幅に短縮する。
- ウィンドウの霜(凍結)を取るためだけの暖機運転を削減。ヒーテッドウォッシャーは、無駄なCO2排出・エネルギー消費を低減する環境に優しい商品。